そこでデータベースをMySQL(マイエスキューエル)に変更してみましょう。MySQLはオープンソースのデータベースで、高速で使いやすいことが特徴です。Webアプリケーションにもよく利用されています。複数ユーザーの同時接続や、蓄積できるレコード数の多さの面でAccessより優れています。
JavaのプログラムからAccessに接続する場合は、ODBCデータソースを登録してから、JDKに標準で含まれている「JDBC-ODBCブリッジドライバ」を使いました。(Step1・ODBCデータソースの登録)
MySQLの場合は「JDBCドライバ」を使います。JDBC(Java DataBase Connectivity)はJavaのプログラムからデータベースに接続するためのAPIで、データベースごとに用意されています。MySQL用のJDBCドライバはMySQLのサイトからダウンロードすることができます。
JavaのプログラムからMySQLを使えるようにするには以下の手順が必要です。
1.MySQLの準備
2.JDBCドライバの入手
1番目のMySQLの準備については、別ページ MySQL初心者入門講座 で詳しく解説しています。
データベースの準備がまだの方は、MySQLのインストールから「Step17・バックアップから学習用の環境を構築」までを先に済ませてください。
2番目のJDBCドライバを入手する方法については次回に説明します。