ラベル以外の場合、コンポーネントに関するコードは専用のメソッド内にまとめられ、getJContentPane() メソッドの中からはメソッドを呼び出しているだけだという点に注目してください。
【1】Eclipse を起動します。
【2】パッケージ・エクスプローラーで PrefFrame.java をダブルクリックして、Javaエディタと VisualEditor を表示します。
【3】Palette(パレット)で Swing Components → JList を選択します。

【4】選択状態のままマウスをウィンドウに近づけると、ガイドが表示されますので、 Center の部分をクリックします。

【5】リストの名前はデフォルトのままで「OK」ボタンをクリックします。

【6】ウィンドウにリストが配置されました。VisualEditor での操作が、Java Beans にも自動的に反映されています。

【7】Java Beans で jList をクリックします。

【8】jLabel のプロパティビューが表示されたら、font をクリックして設定ダイアログボックスを表示させます。

【9】Name、Style、Sizeを以下のように設定し、「OK」ボタンをクリックします。
Name Dialog
Style plain
Size 14

【10】foreground をクリックして設定ダイアログボックスを表示させます。

【11】RGB タブで 64 64 64 と設定し、「OK」ボタンをクリックします。

【12】selectionMode で SINGLE を選択します。

【13】アウトラインビューで getJList() をクリックします。

*アウトラインビューには変数やメソッドの一覧が表示されていて並べ替えもできます。クリックするとJavaエディタで該当箇所が素早く探せるので便利です。(Java Beans でも移動できます)
【14】Javaエディタに getJList() メソッドの部分が表示されました。

このようにコンポーネントに関するコードは専用のメソッド内にまとめられ、戻り値として、生成したコンポーネントを返す仕組みになっています。
【15】アウトラインビューで getJContentPane() をクリックします。

【16】Javaエディタに getJContentPane() メソッドの部分が表示されました。

ラベルの場合との違いに注目してください。ラベルの場合は getJContentPane() メソッド内で設定も行っていますが、リストの場合はメソッドの戻り値として設定済みのコンポーネントを取得してコンテンツペインに加えています。