これまで何度かAPI仕様を調べたりしましたが、いちいちブラウザからたどっていては面倒だし手間がかかります。
実は Eclipse にJavadocを設定することで、エディタからJavaの日本語ドキュメントを簡単に呼び出すことができます。
この講座の手順通り進めていれば、 C:\jdk に jdk-6-doc-ja.zip があるはずです。

無い場合は先にダウンロードしてください。以下のページの Java SE 6 ドキュメント の部分です。
http://java.sun.com/javase/ja/6/download.html
【1】Eclipse を起動します。

【2】メニューから ウィンドウ → 設定 を選択します。

【3】Java → インストール済みのJRE を選択します。

【4】チェックされている C:\jdk\jre の JRE を選択して、「編集」ボタンをクリックします。

【5】図のように選択していって、rt.jar の「Javadoc ロケーション」ボタンをクリックします。

【6】「アーカイブ内のJavadoc」をチェックして、「参照」ボタンをクリックします。

【7】jdk → jdk-6-doc-ja.zip を選択し、「開く」ボタンをクリックします。

【8】「参照」ボタンをクリックします。

【9】「api」フォルダを選択したら「OK」ボタンをクリックします。

【10】アーカイブ・パスとアーカイブ内のパスが設定されたことを確認し、「検証」ボタンをクリックします。

【11】メッセージが表示されたら「OK」をクリックします。

【12】JavaのAPI仕様がブラウザで開きました。確認したらブラウザを閉じます。

【13】「OK」ボタンをクリックします。

【14】Javadoc ロケーションが設定されていることを確認し、「OK」ボタンをクリックします。

【15】設定のダイアログボックスでも「OK」ボタンをクリックします。

これで設定完了です。次は動作を確認してみましょう。
【16】プロジェクトから Hello.java をダブルクリックします。

【17】エディタが表示されました。

【18】例えば print を選択し、「Shiftキー」を押しながら「F2キー」を押します。

【19】メソッドの説明がブラウザで表示されました。

Eclipse から直接該当する説明を表示できるので便利ですね。使い方がわからないメソッドなどがあるときに利用してください。