・Type1 JDBC-ODBC ブリッジドライバ
・Type2 Native ブリッジドライバ
・Type3 ネットプロトコルドライバ
・Type4 ネイティブプロトコルドライバ
今回はJDKに標準で含まれている「JDBC-ODBCブリッジドライバ」を使います。このドライバはJDBCからの要求をODBCを経由してデータベースへアクセスしますので、先にODBCデータソースを登録する必要があります。
ODBC(Open Database Connectivity)とは、Microsoft社によって提唱された、データベースにアクセスするためのAPIです。データベースへのアクセスを統一する働きがあります。
データベースの準備がまだの方は、以下のリンクからAccessのファイルをダウンロードし、解凍したファイルをCドライブの直下に配置してから、ODBCデータソースの登録へと進んでください。
SampleDB030.zip
【1】スタートメニューからコントロールパネルを開き、「管理ツール」を開きます。

コントロールパネルが以下のようになっている時は、「クラシック表示に切り替える」をクリックすると管理ツールが表示されます。

【2】データソース(ODBC)を開きます。

【3】「追加」をクリックします。

【4】「Microsoft Access Driver (*.mdb)」を選択し、「完了」をクリックします。

【5】データソース名に「SampleDB030」と入力します。

*このデータソース名をJavaプログラムの中で使います。
【6】データベースの「選択」をクリックします。

【7】「c:\」を選択し、「SampleDB030.mdb」を選択したら、「OK」をクリックします。

【8】データベースに「C:\SampleDB030.mdb」が選択されていることを確認したら、「OK」をクリックします。

【9】ユーザーデータソースに「SampleDB030」が追加されたのを確認したら、「OK」をクリックします。

【10】管理ツールを閉じます。

以上でODBCデータソースの登録が完了しました。これでJavaからAccessが操作できるようになりました。このデータベースには「SampleDB030」という名前でアクセスします。ODBCデータソースはいくつも登録することができます。