・Javaアプレット
ウェブブラウザ上で実行できるJavaプログラムです。
・Javaアプリケーション
ローカルのコンピュータ上で実行できるJavaプログラムです。
・Javaサーブレット、JSP(JavaServer Pages)
サーバーサイドのコンピュータで実行できるJavaプログラムです。
・デジタル家電、携帯電話
組み込み系や携帯機器などで動くJavaプログラムです。
JavaサーブレットやJSPはWebページを動的に作ることができます。ネットショップのようなWebサービスはもちろん、社内システムとしての利用も注目されています。
通常社内で多数の人が使うシステムは、プログラムを各プラットホームに対応させる複雑さやインストールの手間などがあります。
しかしWeb上で動くサーバーサイドプログラムを使うことで、システムをサーバーサイドに集約することができます。そうするとインストールも不要になり、利用者はブラウザさえあればすぐに利用できるメリットがあります。
逆にJavaアプリケーションも注目されてきています。Webブラウザによるシステムでは画面の操作性が物足りないことや、Java Web Start というJavaアプリケーションを簡単に配備する仕組みがあること、eclipse などの統合開発環境により簡単にグラフィカルなアプリケーションが作れるようになったことが背景にあります。
以上のようにJavaは利用範囲が広いので、プログラマーはそれぞれの得意分野を持つようになります。しかしJavaの基本文法は同じなので、1つの分野で学んだことが無駄になりません。
1つの言語でいろんなことができることが、Javaプログラミングの面白さです。