Javaの開発キット JDK と JRE をインストールする。

今回はJava言語に必要な開発環境をインストールします。
・JDK(Java Development Kit)
・JRE(Java Runtime Environment)

これから JDK と JRE をインストールしますが、JRE には「非公開JRE」と「公開JRE」があることをチョッとだけ覚えておいてください。あとで詳しく説明します。

古いバージョンの JDK と JRE がすでにインストールされている場合は、あらかじめ「コントーロールパネル → プログラムの追加と削除」から削除しておいてください。

Java がバージョンアップするとインストール画面が変わるかもしれませんが、以下の手順を参考にインストールしてください。


【1】ダウンロードした「jdk-6u2-windows-i586-p.exe」をダブルクリックします。

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【2】「実行」ボタンをクリックします。

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【3】インストールウィザードが開始しました。しばらく待ちます。

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【4】「同意する」をクリックします。

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【5】JDK のインストール先を変更しますので、「変更」ボタンをクリックします。

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*JDKのインストール先を変更することで、のちに出てくる環境変数の設定がシンプルにできます。


【6】フォルダ名を以下の図のように変更します。変更したら「OK」ボタンをクリックします。

C:\jdk\
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*「\」はWindowsではエンマークのことです。


【7】JDK のインストール先が変更されたのを確認して、「次へ」ボタンをクリックします。

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【8】JDK のインストールが始まります。しばらくお待ちください。

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*この段階で「非公開JRE」はインストール済みです。


【9】ここからは「公開JRE」のインストールです。JRE のインストール先を変更しますので、「変更」ボタンをクリックします。

java-22.gif


【10】フォルダ名を以下の図のように変更します。変更したら「OK」ボタンをクリックします。

C:\jre\
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【11】JRE のインストール先が変更されたのを確認して、「次へ」ボタンをクリックします。

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【12】JRE のインストールが始まります。しばらくお待ちください。

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【13】インストールが完了しました。「完了」ボタンをクリックします。

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インストールが成功したら「jdk-6u2-windows-i586-p.exe」は削除してかまいません。


【14】README が開きました。パッと目を通し、ブラウザの「お気に入り」に追加しておいてください。

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README は「C:\jdk\README_ja.html」からいつでも開くことができます。
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【15】Cドライブの直下を確認すると、「jdk」と「jre」の2つのフォルダが作成されています。これが今インストールしたものです。この jre フォルダは「公開JRE」です。

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jdk フォルダの中にも jre フォルダがありますが、これが「非公開JRE」です。
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【16】「コントーロールパネル → プログラムの追加と削除」を確認すると、Java関連のソフトウェアがインストールされています。

java-29.gif

新しいバージョンをインストールする時など、JDK と JRE を削除(アンインストール)する必要がある場合は、この画面から行ってください。


【非公開JRE公開JREの違い】
JDK をインストールすると、「非公開JRE」と「公開JRE」の2つがインストールされます。

・非公開JREはJDKフォルダ内に作成され、公開JREは任意の場所を指定できます。
・JDK に付属しているプログラムを実行する時は、非公開JRE が使われます。
・他の Java アプリケーションを動かすには「公開JRE」を使います。

例えばJavaで作られたアプリケーションを入手して、動かすときには「公開JRE」が必要です。中にはどちらのJREを使うか指定できるアプリケーションもありますが、普通は公開JREが無いと動きません。

公開JREはコントロールパネルから設定したり、アップデートすることができます。
java-32.gif

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Java言語で開発・実行するには「非公開JRE」と「公開JRE」が必要ですが、作成されたアプリケーションを利用するだけなら、公開JREだけでOKです。


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